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停滞する?!日本の電子書籍市場
 出版企画部の丑丸です。

 昨年の今頃は、新しい読書端末が発売になりましたとか、電子書籍のストアを立ち上げましたというニュースが毎日のようにメディアを賑わしていました。
 一年が過ぎ、日本の電子書籍市場は一体どうなったのでしょう? 前年比14%増の740億円というのが大方の予想です。紙の書籍の市場が縮小を続ける中、大健闘といっていいでしょう。しかし、アメリカはというと、前年の2010年の年初の予想では680億円で、日本の市場規模と肩を並べるとの予測でした。ところが蓋を開けてみると、なんと1,352億円と前年比で500%超の驚異的な拡大を見せたのです。

 2011年も拡大は確実です。その要因はアマゾンのキンドルの普及に依るところが大きく、結果、今年米国アマゾンでの電子書籍の売上が、紙の売上を上回ってしまったわけです。

 そんなアメリカと比較すると、日本の電子書籍市場は停滞しているとも言えなくはありません。世界標準ともいえる電子書籍用のファイル形式EPUBの日本語対応版、EPUB3.0の仕様の策定が延びに延び、まだ実用化に至っていません。シャープも9月には、発売から僅か10カ月でガラパゴスからの撤退を宣言しています。

 とはいえ日本でも環境は整いつつあります。アメリカのアマゾンのように、紙と電子の逆転現象がいつ起こってもおかしくはありません。文字を中心としたコンテンツを抱える出版社にとって、どうやら見極め時が目前に迫っているのは間違いなさそうです。来年あたりは当社も紙に先行して電子で出版しているなんてことがあるかもしれません。
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