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「震災後の本はどうなる?」
 大阪・出版企画部の木戸です。

 3・11後、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの有効性が注目され話題を集めました。出版業界でも出版各社による電子書籍・雑誌の無料公開が相次ぎました。震災直後は、紙不足と物流の影響が大きかったのですが、その後も被災者支援の目的で電子書籍が無料公開され続けています。
 昨年のiPadの発売以降、各社がこぞって電子書籍に参入しましたが、まだまだ日本の電子書籍市場は発展途上でした。ですが、今回の震災によって再び電子書籍に業界の注目が集まっています。物流などに影響されず、端末機器があればいつでも本が読めるという点は確かに魅力で、今後電子書籍化が加速していく可能性があります。

 一方話は変わって、紙の本です。先日オリコンが2011年上半期本のランキングを発表しました。総合1位は「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉・著。以下、2位「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海・著、3位「KAGEROU」齋藤智裕・著。昨年も年間1位だった「もしドラ」ブームがまだまだ続いているようです。

 ただ下半期は本のランキングも様相が違ってくると、個人的には考えています。今回の地震以降、政治、経済が大きく変わり、日本人の意識や考え方も変わっていくことが予想されます。当然、読まれる本は、震災後の世相や志向が反映されたものなってくるはずです。どんな本が読まれるのか、大変興味のあるところです。

 最後に、震災後に見聞きした言葉で印象に残ったものをご紹介したいと思います。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、作家の村上龍氏が、震災後にニューヨーク・タイムズへ寄稿した文章の一節です。

「だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。だが、富に心を奪われていた我々のなかに希望の種を植え付けた。だから私は信じていく。」
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