いまから6年前まで勤めていた中国人社員から、突然メールが来た。彼は大阪で出版社に入社したい、ということで当社に強烈なアプローチがあって採用した人だった。中国で出版社に勤めていた経験を持っている中国人は、日本にはほんの一握りしかおらず、めずらしかったのと、当時、中国での出版活動を模索していた当社の見込みとも合致したので採用したのだった。
2年間、日中間の翻訳出版権ビジネスをしてもらって、その後、大手の出版社の北京支局長を5年して、また日本の出版業界に復活したい、という話だった。
なんとまあ、いま、世界で最も成長力が高いと言われる中国の出版業界から、11年連続売上が落ちている日本の出版業界に復帰するというのは、いったいどういう了見だろうか、と返って心配になった。本人曰く「日本に帰化したので、いまは日本人なんです。また、日本で出版活動がしたいので、協力していただきたい」ということ。なんと殊勝なこと・・・。
「いままでの出版のビジネスモデルは、もう日本では崩れかかっていますから、その延長線で考えるんだったら、日本でしないほうがよいですよ」と、今回は答えるに留めた。
経営の世界では、復帰社員はよく働く、というのが定評。しかし、昔のやり方が通用すると思って復帰するのは、本人のためにはならないと思った。
2年間、日中間の翻訳出版権ビジネスをしてもらって、その後、大手の出版社の北京支局長を5年して、また日本の出版業界に復活したい、という話だった。
なんとまあ、いま、世界で最も成長力が高いと言われる中国の出版業界から、11年連続売上が落ちている日本の出版業界に復帰するというのは、いったいどういう了見だろうか、と返って心配になった。本人曰く「日本に帰化したので、いまは日本人なんです。また、日本で出版活動がしたいので、協力していただきたい」ということ。なんと殊勝なこと・・・。
「いままでの出版のビジネスモデルは、もう日本では崩れかかっていますから、その延長線で考えるんだったら、日本でしないほうがよいですよ」と、今回は答えるに留めた。
経営の世界では、復帰社員はよく働く、というのが定評。しかし、昔のやり方が通用すると思って復帰するのは、本人のためにはならないと思った。

